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【福島県知事選候補者横顔】(下)

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 ■高橋翔氏(30) 「30年後見届けられる」若さ

 候補中最年少で、「30年後、政策がどうなったかを見届けることができる」と若さをアピールする。

 「物作りでやっていくのは難しい。これからは観光だ」。東京電力福島第1原発事故で被災した浜通り地域を、世界的な観光地にしたいと訴える。起業補助金創設や、過疎地の児童へのオンライン教育導入なども政策に掲げる。「高齢の首長は入れ替えるべきだ」「今の県庁には新しい企業をつくる意欲がない」。大胆な言葉が次々と飛び出す。周囲から「突進力がある」と評されるゆえんだ。

 東京都出身。事業を営む父の姿を見て育った。「手に職をつけたい」と工業高校で電気工事について学び24歳で独立した。4年前、「色々なものがまとまっている」と親しみを持っていた福島に東京から移り住み、地方への移住支援を行う会社を経営する。選挙戦に当たり、動画の配信やブログの更新に比重を置き、若年層の投票を促す。

 妻と息子と娘の4人暮らし。多忙で子供と接するのは「月の半分」というが、「そういう背中を見せた方が教育上いいのかな」。

 好きな色は、情熱の赤。「私が出ることで、続く人も出る」と闘志を燃やす。

                   ◇

 ■町田和史氏(42) 「県民の声が直結した県政」

 県労連などが構成する「新しい県政をつくる会」の推薦候補として立つ。共産党県委員長という肩書を感じさせない、快活でくだけた人柄が持ち味だ。

 「内堀知事は国や東電にはっきりと物を言わない」。東京電力福島第1原発のトリチウム水海洋放出反対と全国の原発廃炉を訴えるべきだと主張する。「県民の声が直結した県政を」と週1回のタウンミーティング開催を掲げ、「居酒屋トークなんかもやってみたい」と話す。学校給食無料化も重要な政策だ。

 福島大3年時に先輩の誘いで共産党に入党した。貧困をはじめ社会の矛盾に疑問があった。卒業後はしんぶん赤旗記者や党県委員会専従として活動、「本当は裏方の方がいい」と笑う。

 息抜きには、ヘビーメタルや英国発祥のプログレッシブロックを鑑賞する。「尊敬するベーシストはドリーム・シアターのジョン・マイアング」と、話しだしたら止まらない。

 福島市内に妻、高1の長女、小6の長男と4人で暮らす。「仕事ばかりで迷惑をかけているが、ちょっとは尊敬してもらっているかな」。長男と山で撮った写真を見ながら、ひときわ表情は明るくなった。

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