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行基像、大仏と対面 生誕1350年、奈良公園で感謝祭

東大寺大仏殿に運ばれる行基菩薩坐像=奈良市
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 奈良時代の名僧、行基(668~749年)の生誕1350年に合わせ、その存在を身近に感じてもらうイベント「行基さん大感謝祭」(同実行委主催)が20日、奈良市の奈良公園・飛火野で開かれた。行基菩薩坐像を東大寺大仏殿に運ぶ行列も組まれ、参加者が一緒に大仏に参詣した。

 行基は民衆に仏教を説くとともに集団を率いてインフラ整備を進めた。こうした名僧の姿を知ってもらうために、ゆかりの喜光寺(奈良市)を事務局とする実行委が初めて同祭を企画。「続日本紀」に、行基とみられる人物が平城京東側で妖言をもって民衆を惑わすさまが記されていることから飛火野で開いた。

 会場では、家原寺(堺市)など行基ゆかりの寺のお砂踏みができたほか、大仏の造立にちなんだ鋳造体験などのブースも設けられた。さらに、大仏造立に協力しながらも開眼前に亡くなった行基をしのぼうと、喜光寺の行基菩薩坐像を運ぶ行列が組まれ、坐像は大仏と“対面”。僧侶や参加者らが読経した。

 京都府木津川市から会場を訪れた会社員、吉井千恵さん(42)は「行基さんについてあまり知らなかったけど、興味が持てた。たくさんゆかりの寺があるのですね」と話していた。

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