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ようこそコンビニ 千早赤阪村にセブンが移動販売車

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 府内で唯一コンビニエンスストアのない千早赤阪村で19日、大手コンビニ「セブン-イレブン・ジャパン」の移動販売車による営業が始まった。過疎と高齢化で「買い物難民」の増加が懸念される同村では、村の補助金を使って開業した弁当店が今夏、1年足らずで閉店した経緯もあっただけに歓迎の声が上がった。

 千早赤阪村に隣接する河内長野市の「セブン-イレブン三日市町駅前店」オーナー、坂元俊文さん(51)が地域の移動販売を求める声に応じて実現した。軽トラックを改造した移動販売車は野菜や弁当、肉類などのほか日用品を含む約150種類を搭載できる。同社によると、村内に関しては毎週1回のペースで4カ所を回っていくという。

 この日、販売車は正午ごろから村役場近くで販売を始め、午後2時半ごろには約1900人が暮らす住宅地「小吹台(こぶきだい)」(同村小吹)に到着。店を利用した近くの主婦、永田道子さん(86)は「重い物を持って帰るときは大変だったので、移動販売店が来てくれたのはうれしい。この店が長く続いてくれれば」と話した。

 村の人口は約5300人で、9月末時点での人口に占める65歳以上人口の割合を示す高齢化率も44・23%と過疎と高齢化が進み、府内で唯一、「過疎地域」に指定されている。村は平成28年、300万円を上限に開業経費の半額を補助する制度を創設、昨年9月、この制度を使って弁当店が開業したが今年7月下旬には閉店した。

 農林水産政策研究所によると、「食料品を扱う最寄りの店舗まで500メートル以上離れて暮らし、自動車の利用が難しい65歳以上の高齢者」は27年に全国で約825万人にのぼり、「買い物難民」対策は大きな課題となっている。

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