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「鉄道以外の復旧、提案せず」 JR九州社長、日田彦山線会議で

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 JR九州の青柳俊彦社長は17日の記者会見で、昨年7月の九州北部豪雨で被災した日田彦山線の復旧会議に関し、「鉄道以外の復旧を提案することは考えていない」と発言した。次回会議は25日に開かれるが、所有者と運行事業者を分ける「上下分離方式」やバスへの転換を、自治体に示すことはないと強調した。

 青柳氏は不通区間の収支が赤字であることから、鉄道維持に自治体の支援が必要と訴えてきた。これまでの会見で、上下分離について「議論し、提案しないといけない」と述べ、支援がなければバスなどに切り替える可能性に言及した。

 しかし、この日の会見では「鉄道による復旧という原点に立ち戻って意見を申し上げたい」と説明した。

 同線は添田(福岡県添田町)-夜明(大分県日田市)が不通で、JR九州と福岡、大分両県、沿線3自治体が復旧方法や路線維持の手段を議論している。自治体は鉄道の復旧を強く求め、青柳氏の発言に反発が広がっていた。

 ただ、不通区間の赤字は年2億6千万円に上り、協議は九州の他の赤字路線の議論にも影響を与える。青柳氏は「ローカル線のあり方で大事なところは話し、双方が納得する形で結論を導き出したい」と訴えた。

                   ◇  

 福岡県の小川洋知事や大分県の幹部らは17日、国土交通省の森昌文事務次官と省内で会い、日田彦山線を早期に復旧させるよう、JR九州への指導を求めた。

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