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【南極観測隊員に聞く】(下)機械設備全般担当・倉島浩章さん(柏市) 楽しく観測環境整えたい

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 晴れて希望がかなった越冬隊参加だが責任は重い。一番の任務は基本観測棟を仕上げること。もう一つは昭和基地の“健康診断”だ。老朽化が目立つ建物は極寒で猛吹雪にさらされ続け、見えない部分で不具合が出ている可能性がある。

 暖房設備や飲料水、風呂などの循環用ポンプや制御システム、配管などを調べ、修理や交換が必要な部分を特定し、対処方法や必要な部品の調達といった改善計画を練る。「基地全体の現状把握が急務と聞いている。古い建物では消火設備の仕様が分からないものもある」という。

 建築設備工事の専門家として「今後につながる道筋を作るのが自分の役目」とするとともに、最終的な目標は「より良い観測や研究ができる環境を作ること」と強調する。

 その一方で「学生時代は陸上部。体育会系だったので、仲間といろいろなイベントで盛り上がりたい。ペンギンや氷山などの写真も撮りたい」と、極地の暮らしに期待を膨らませている。(編集委員 芹沢伸生)

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