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草加の彫刻家、芭蕉像原型を市に寄贈 河合曽良像も

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 予算が決まっていたことから失敗は許されなかったが、「研究で万全を期したので、納得のいく型ができた」。江戸を立つ際、見送りの人たちとの別れを惜しむように振り向く芭蕉の像は、多くの市民らから高く評価されたという。

 平成20年には草加市制50年を記念し、河合曽良の像も手がけることに。「芭蕉像を制作したときは50代だったが、曽良像の制作時は70代になっていた。体力が落ちた分、知力で勝負した」。高さ170センチの曽良像は現在、芭蕉像のある札場河岸公園から県道を挟んだ「おせん公園」に立っている。

 市に寄贈するのは芭蕉と曽良の原型。市役所2階の市長公室手前のスペースに置かれることになっている。11月に83歳になる麦倉さんの創作意欲は衰えを知らない。「体力、知力が続く限り、『今の麦倉』をつくっていきたい」。年内にも新たな作品の制作に取りかかるという。(大楽和範)

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