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「菅茶山」の業績紹介 広島歴博「近世文化展示室」を新設

菅茶山関係資料を集めた「近世文化展示室」の説明をする学芸員=広島県福山市
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 広島県立歴史博物館(福山市)に新たに設けられた常設展示の「近世文化展示室」のオープン記念式典が11日、同館で催された。福山藩に認可された教育機関「廉(れん)塾」を開いた儒学者で江戸後期を代表する漢詩人とされる菅茶山(かんちゃざん)(1748~1827)に関する資料を集めており、12日から一般公開される。

 同館所蔵の菅茶山関係の資料は、平成7年に茶山の子孫から寄贈された約1万点が中心。うち5365点は、26年に国の重要文化財に指定されている。

 指定を受けて展示を求める声が高まったことなどから、2階に3部屋ある常設展示室の一つを、約1億2100万円かけてリニューアルした。

 漢詩人としての業績など茶山の人物像の紹介や、教育拠点である廉塾の説明など、4項目のテーマに分けて展示。展示物は2カ月ごとに総入れ替えする計画で、12日から12月9日までは、国重文28点を含む34点を公開する。

 この中には、廉塾の設立が天明元(1781)年とされてきた通説を覆し、寛政3(1791)年に設立したという意味の本人の記述がある書き付けなど初公開の5点も含まれている。

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