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足利観光 コスプレで振興 名所を舞台にイベント相次ぐ

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 コスプレーヤーに人気の足利市内で、民間団体による仮装イベントが今月27日と11月23日に相次いで開かれる。刀剣ブームを追い風に、コスプレを楽しむ若い女性らの間で市内の豊富な撮影スポットなどが認知され、全国から多くのファンが集合しそうだ。今後、本格的な観光振興にもつながるのか注目される。(川岸等)

 若い女性を中心に著名な日本刀を擬人化した「刀剣乱舞」や「薄桜鬼(はくおうき)~新選組奇譚(きたん)~」「文豪とアルケミスト」などのアニメゲームが人気で、登場人物の姿に仮装し、思い思いのポーズで写真に収め、会員制交流サイト(SNS)に投稿することがはやっている。

 それらのゲームは和の雰囲気があり、足利市内では数年前から、コスプレーヤーが史跡足利学校(同市昌平町)、鑁阿寺(ばんなじ)(同市家富町)などの歴史的な建造物や庭園で撮影する姿が目立ってきた。市が管理する足利学校でも仮装を受け入れ、ファンに「好意的」と評価が高い。その上、昨年春の山姥切(やまんばぎり)国広展、今年初めの秘蔵刀剣展と話題の刀剣展が開かれ、一層、知名度が高まっている。

 コスプレファンの団体「コスコテ」と、撮影スタジオを提供する松村記念館(同市大門通)はコスプレイベントの先駆で、11月23日、市中心部の同記念館と同学校、同寺を会場に、第9回足利仮装探訪を開く。4年前から毎年春、秋に開き、首都圏中心に100人前後が参加し、各会場で自由に撮影できる。

 また、足利のコスプレ人気を受け、近畿日本ツーリスト関東宇都宮支店(宇都宮市大通り)は今月27日、栗田美術館(足利市駒場町)で「コスプレイベント2018in足利」を初めて企画し、参加者100人を募集中。同美術館は世界屈指の陶磁美術館で3ヘクタールの広大な敷地に美しい庭や和風の展示施設があり、映画やドラマ撮影にも利用されている。担当者は「栗田美術館は撮影スポットが多く、コスプレーヤーにとって魅力的なはず」と話す。

 同美術館は今春開業したJR両毛線のあしかがフラワーパーク駅(同市迫間町)の近く。市東部にある同パークを訪れる観光客の市中心部への誘導が課題となっているだけに、市観光振興課は「コスプレを観光資源ととらえ、新駅を活用した市内回遊の契機にしたい」と期待している。

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