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提言早期実行申し入れ 新発田いじめ自殺 市教委に父親

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 新発田市の市立中2年の男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺した問題で生徒の父親が10日朝、同市教育委員会を訪れ、いじめ防止に向けた第三者委員会による提言の早期実行を求める申し入れを行った。一方、市教委の山田亮一教育長が遺族への謝罪の場で、父親を「お前」と呼んでいたことも明らかになり、父親は強い不快感を示した。

 生徒は昨年6月25日早朝、自宅敷地内の作業小屋で首をつって自殺しているのが見つかった。第三者委は同年7月から、いじめと自殺の因果関係などを調査。その結果、今月5日に、「原因はいじめにあると推定できる」との報告書を提出した。

 10日、市教委を訪れた父親は市教委学校教育課の萩野喜弘課長に申し入れ書を提出した。萩野課長は「いじめの早期発見と未然防止、そして二度とこのようなことがないように今回の提言を受けて、教育委員会としてやれることに精いっぱい取り組みたい」と述べ、父親は「ぜひともというよりは、絶対にこちらの方は実行に移してもらいたい」と強く訴えた。

 一方、第三者委が報告書を提出した今月5日夜、山田教育長が父親の自宅に謝罪に訪れた際に、父親に対して「お前」という言葉を使っていたことも明らかになった。

 山田教育長と父親は小学校時代の担任と生徒で、これまでも面識があった。当日は、学校で保護者説明会があるという話が出た際に、山田教育長から「お前も来るか」などといわれたという。

 父親は「正直、この場ではありえないと思った。そういう風な態度を取られると、本人はどうだか分からないが(自殺のことを)軽く見ているのかなと思う」と憤りをあらわにした。

 同市教委は10日午後、「私のその場にふさわしくない発言が、ご遺族の心を深く傷つけたことについておわび申し上げます。今後はこれまで以上に、ご遺族のつらく悲しい思いをしっかりと受け止め、対応して参る所存です」との山田教育長のコメントを発表した。

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