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幕末に挙兵、敦賀で処刑…水戸天狗党の資料展示

陣羽織や書状など水戸天狗党の資料を紹介している特別展=敦賀市
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 幕末に尊皇攘夷(そんのうじょうい)を掲げて挙兵し、敦賀で処刑された水戸天狗(てんぐ)党に関する資料を集めた特別展「水戸天狗党敦賀に散る」が、敦賀市相生町の市立博物館で開かれている。21日まで。

 水戸天狗党は元治元(1864)年に水戸藩士が結成。幕府を支える藩内の保守派などと戦い、京都にいた一橋慶喜を頼って西進したが、敦賀で降伏。天狗党を率いた武田耕雲斎ら約350人が処刑された。

 特別展は3月から県内各地で開かれている「幕末明治福井150年博」の一つとして開催。中心人物の一人だった藤田小四郎が天狗党の墓がある善徳寺(池田町)に残したとされる陣羽織など県と関わりがある資料を展示。天狗党の処刑を命じられた福井藩士が役割を断ったことを記した書状などは当時の状況を伝えている。

 徳川宗家に伝わる天狗党と幕府軍の戦いを記した合戦図では、幕府側が日章旗を掲げている様子が描かれている。

 坂東佳子学芸員は「普段は見ることができない資料もある。幕末から明治に移る時代の転換期の礎になった天狗党を知ってほしい」と話している。

 入館料300円(高校生以下無料)。13日午後1時半から、徳川記念財団の岩立将史学芸員が「『水戸烈士』の呼称と松原神社例祭」と題して講演する。問い合わせは同博物館(電)0770・25・7033。

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