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【被災地を歩く】亘理 荒浜漁港 絶品「はらこ飯」旬の味堪能

食事ができる海産弁当店「フラミンゴ」のはらこ飯=宮城県亘理町荒浜(高梨美穂子撮影)
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 宮城県亘理町の汽水湖「鳥の海」北岸にある荒浜漁港。阿武隈川を目指して戻ってきた旬のサケを煮込み、その汁で炊いたご飯の上に身、はらこ(イクラ)をたっぷり乗せた郷土料理「はらこ飯」は、当地を訪れた仙台藩初代藩主、伊達政宗が漁師たちの献上を受け、味わい深さをことのほか喜んだという。今がシーズン真っ盛り、その本場を訪ねてみた。

 ◆特産品ずらり

 小型漁船が並ぶ漁港近くにある直売所「鳥の海ふれあい市場」には、新鮮な地物の魚介類や野菜、特産品が並んでいる。その中にある「浜っこかあちゃん市」は宮城県漁業協同組合仙南支所(亘理)の水産加工研究会が土、日曜に開いている総菜売り場。その名の通り、漁協の女性たちが地元の魚を使った揚げ物をつくって販売しており、カレイの唐揚げやカナガシラの天ぷらが人気。午前中の揚げたて熱々の味は格別だ。

 「一日に出すのは60~70パックほど。食材は地のものだけで、亘理の誇りの品ばかり」と会長の木村光子さん(66)。お年寄りや子供にも食べやすいように一部は「骨なし」に加工するなど工夫を凝らす。東日本大震災前は21人だった会員のうち「4人が津波で亡くなられた」。荒浜地区を離れた人も多く、活動休止を余儀なくされたが平成26年、活動を再開した。

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