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舞鶴引き揚げの日に祈念式典 平和への誓い発信

平和を祈って合唱を披露する舞鶴市立若浦中学の生徒=同市平
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 舞鶴市が定めた「舞鶴引き揚げの日」の7日、同市平の引揚記念公園で「舞鶴引揚記念館開館30周年・引揚最終船入港60周年 平和祈念式典」(同市主催)が開催された。引き揚げ者を迎え入れた町として、平和を発信するのが目的。地元の小中学生を含む約300人が参加し、平和への誓いを新たにした。

 10月7日は、昭和20(1945)年に舞鶴への最初の引き揚げ船「雲仙丸」が入港した日。同市は33年まで、官民一体となって約66万人を迎え入れた。今月5日には、10月7日を「舞鶴引き揚げの日」とする条例が施行された。

 式典では、多々見良三市長が引き揚げを受け入れた同市の歴史を回顧。「本日の『舞鶴引揚げの日』を新たなスタートとし、史実の継承と平和の願いをつなぐ先が、平和な世界、輝かしい未来であることを確信しています」などと式辞を述べた。

 若い世代もメッセージを読み上げ、同市立若浦中学3年の大谷陽来(はるき)さん(15)が「式典を機会に引き揚げの史実、地域の人の心の豊かさや温かさ、戦争の歴史を心に深く刻みます」と決意を表明。市立大浦小学校6年の米田志帆さん(11)と市立朝来小6年の石田優土(ゆうと)さん(12)は「ここで学んだことを未来に引き継ぎ、ふるさとを守っていきます」と誓った。

 参加者は引き揚げ船「興安丸」の鐘のレプリカが鳴らされる中、戦没者に黙祷(もくとう)をささげ、若浦中の生徒約120人が唱歌「ふるさと」などを合唱し、引き揚げの歴史へ思いをはせた。

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