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愛媛・西条図書館の「十河文書研究会」講演会 新聞資料で鉄道史調査

検索結果などについて話す愛媛大学の山口教授=西条
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 愛媛県西条市立西条図書館の「十河文書研究会」講演会が同図書館で開かれ、研究会メンバーの山口由等・愛媛大学教授が「新聞資料からみた戦前の十河信二と東予の鉄道」のテーマで講演した。

 山口氏は新聞社や経済研究機関が最近、戦前の新聞記事をデータベース化していることに着目。これらを明治、大正期の愛媛の鉄道史研究や同市ゆかりの第4代国鉄総裁、十河信二氏の研究に活用した結果を報告した。

 山口氏によると、2新聞社と1研究機関のデータベースを「十河信二」や「愛媛」「鉄道」などで検索したところ、鉄道関係で計約30件、十河氏関係で約100件の記事が見つかった。

 鉄道関係では「多度津-松山の鉄道建設の請願を提出」という1895年の記事以降、計画と中止を繰り返して鉄道建設が進まない状況を伝える記事が多かった。これまで「愛媛県鉄道苦行史」など、私的な回顧録に記述されていた状況の困難さが記事によって客観的に裏付けられた。

 また、国鉄線を補完する鉄道として、これまで知られていなかった松山城鉄道(1927年、電気鉄道免許)、愛徳電気鉄道(1928年、地方鉄道免許)の計画があったことが新たに明らかになった。

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