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「缶サット甲子園」全国大会 高校生のロケット大空に 和歌山

高校生が自作した缶サットが打ち上げられた「缶サット甲子園」=和歌山市
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 高校生が作った空き缶サイズの模擬人工衛星(缶サット)の性能を競う「缶サット甲子園」の全国大会が7日、和歌山市のコスモパーク加太などで開かれた。各地方大会を勝ち上がった高校生らが勢いよくロケットを打ち上げた。

 科学や工学への関心を高めてもらおうと、宇宙飛行士や大学教授らでつくる実行委が毎年開催し、今年で11回目。今年は6年ぶりに和歌山で全国大会が開かれ、各地方大会で選ばれた10校が出場した。

 大会は各種測定器を搭載した缶サットを乗せた自作ロケットを打ち上げ、空中で缶サットを放出、得られたデータを分析し調査結果を発表する。調査の目標設定や的確なデータ分析、発表内容などが総合的に審査され、優勝校は来年に欧州で開かれる大会への出場権を獲得できるという。

 3日間の日程で行われ、2日目のこの日は、朝からコスモパーク加太で生徒らが打ち上げ実験を実施。生徒らは自作した紙やプラスチック製のロケットや、カメラや測定器などを搭載した缶サットの状態を念入りに確認。無事に打ち上げられると、高度や飛距離などのデータを分析し、その後、結果をまとめて成果や反省点などを審査員の前で発表した。

 県立向陽高校2年、井上実柚さん(16)は「心配だったけど無事に打ち上げられてよかった。ゆくゆくは災害時にも技術を生かせるように実用化したい」と話していた。

 8日は同市のイオンモール和歌山で、宇宙飛行士の山崎直子さんによる講演などが行われる。

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