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日本の学生もウズベクに来て 舞鶴に抑留者資料館の館長ら 記録映画第2作制作へ

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 ウズベキスタンの首都・タシケントにある「日本人抑留者資料館」の館長、ジャリル・スルタノフ氏(73)と家族4人が舞鶴市を訪問し、地元の日星高校(同市上安久)の生徒や市立大浦小学校(同市平)の児童らと交流した。

 スルタノフ氏は、ウズベキスタンでの日本人抑留者を記録したドキュメンタリー映画「ひいらぎ」を制作。今回の舞鶴来訪では8日まで滞在し、舞鶴引揚記念館や引き揚げ桟橋などを撮影し、第2作を制作するという。

 5日午前、スルタノフ氏らは日星高の文化祭に参加し、孫娘のリソラット・スルタノヴァさん(18)、モヒナボヌ・スルタノヴァさん(19)が、それぞれ民族舞踊を披露。スルタノフ氏は「若者の交流が、さまざまな分野で発展していけばと思います。日本の学生もウズベキスタンに来てくれれば」と話した。

 同日午後には市立大浦小を訪問し、1~3年生の児童28人が「大浦ふるさと祭り」の踊りで歓迎。スルタノフ氏らは6年生児童12人と牛肉やタマネギなどをオリーブ油でいためて、ごはんに混ぜた「プロフ」、ヒヨコマメや肉などを煮込んだ「ガロフスープ」などウズベキスタン料理の給食を楽しんだ。

 その後、同校体育館で児童代表の6年生、西野朱音さん(11)が「大浦小の先輩たちは引き揚げ者を温かく出迎えました。史実を学習する中で、スルタノフさんを知り、お会いできるのを楽しみにしていました」とあいさつし、児童らが合唱を披露した。

 ウズベキスタンでは第二次世界大戦後、約2万5千人の日本人が抑留され、発電所や劇場などを建設。完成した劇場は1966年に大地震でも壊れず、日本人への尊敬を集めたことで知られる。スルタノフ氏は日本人抑留者の仕事ぶりに感銘を受け、私費で日本人抑留者資料館を開設。平成28年1月に安倍晋三首相の招待で来日し、舞鶴市も訪問している。

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