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京都市中心部に地域と調和の宿所開業 市、模範として普及へ

簡易宿所の室内を視察する谷口事務局長(左)と門川市長(右)=京都市中京区
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 京都市中心部の姉小路通界隈(かいわい)で、地元住民と事業者が話し合いを重ねて協定書を締結するなどし、地域と調和した宿泊施設の開業が相次いでいる。違法民泊が横行するなか、市はこうした施設を模範として広めたい考えで、4日には門川大作市長が視察した。

 同市中京区では「FUKUYA HOUSE」が8月にオープンし、12日には「マルダ京都」が開業する。いずれも事業者が市の認定を受けた「姉小路界隈まちづくり協議会」などと協定書を交わしており、宿泊者の到着は午後10時までとし、事業者は同協議会と町内会に加入することを定めている。

 FUKUYAは、1棟貸しで定員5人の4泊以上が条件。フランスの旅行会社の日本支店が運営しており、利用者はフランス人の家族が多いという。マンソン・ティエリー副社長は、「若いフランス人は日本の文化が大好き。大切なことは、安全性と質の高いくつろぎを提供すること」と話す。チェックインは午後7時までに制限。宿泊者とスタッフがスマートフォンのコミュニケーションアプリでつながり、トラブルにも迅速に対応するという。

 また、全3室のマルダは天然素材と手仕事にこだわったインテリアと、京都の左官が手がけた壁と床が特徴だ。

 姉小路通界隈は昔からの古い町並みが残る地域。景観を保全しようと同協議会が活動しており、この地域で建物を新築・改修する際には協議会との意見交換が必要となる。事務局長の谷口親平さんは「地域の文化や生活を理解してもらい、地域と交流ができる質の高い人を迎え入れたい」と話している。

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