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台風24号、都内にも爪痕 建物損壊や倒木相次ぐ

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 日本列島を縦断した台風24号は、都の各所にも爪痕を残した。都内での負傷者は1人にとどまったが、建物の損壊や倒木、火災報知機の誤作動が相次ぎ、110番通報も1千件超に上るなど混乱が拡大。停電は一時都内全域の約6万戸に広がったが、2日にはおおむね復旧する見通しという。

 八王子市内では1日午前0時10分ごろ、観測史上1位となる最大瞬間風速45・6メートルを記録。台風に伴う強風や湿度の変化の影響で、学校や高齢者施設などで火災報知機の非常ベルが次々と鳴り始め、消防が緊急確認に追われた。

 その約40分後には、杉並区高円寺北で、木造平屋の立ち食いそば店「うどん・そば桂」の店舗が倒壊。傾いた店舗が街路樹に引っかかった状態になった。駆けつけた店主の藪田桂二さん(76)は「店を見た瞬間、どうしようもないと感じた」。店舗は築40年以上が経過。藪田さんは「以前から風が強いとみしみしと音がしていたが、まさか倒れるとは。ゼロから再出発したい」と唇をかんだ。

 強風の影響は建物のみならず、首都の幹線道路にも及んだ。午前1時20分ごろには、港区六本木の首都高谷町ジャンクションで、補修工事用の金属製の足場が崩落。けが人はなかったが、首都高の下を走る六本木通りに、足場用の部材の一部が幅10メートルにわたって散乱した。

 警視庁災害対策課によると、台風関連の110番通報は約1300件に及んだ。通報内容別では「建物の一部損壊」が約500件と最も多く、「倒木など」が約300件、「停電」が27件。負傷者は荒川区で外壁の補修中に軽傷を負った1人のみだった。

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