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クマ出没増、長引く恐れ ドングリ不作 栃木県が注意喚起

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 今年はドングリが不作で人里周辺でのクマの出没が増え、長引く恐れがあるとして、県が注意を呼びかけている。ドングリの豊凶は秋のクマの行動に影響するとされており、県がクマの生息域で調査したところ、不作と判明。クマとの遭遇や人家への出没を避けるため、鈴の着用や収穫予定のない柿やクリなどの除去を求めている。(楠城泰介)

 県は8月下旬~今月上旬、クマの生息地域で、ミズナラ、コナラなどのドングリ類を調査。県北地域と矢板市などの高原(たかはら)地域で、ミズナラ、コナラが不作、クリが並作だった。奥日光地域はミズナラが並作。県南地域はミズナラが凶作だが、コナラとクリは並作だった。

 クマの捕獲数からみると、ミズナラやコナラが凶作や不作の年は、出没が11月まで続く傾向があるといい、県自然環境課は「今年はクマの出没が晩秋まで続くことが懸念され、通常はクマがいない里地周辺でも出没する可能性がある」としている。

 クマの里地周辺への出没を避けるためには、クマの餌となる果実の伐採や生ゴミ、廃棄野菜を庭や裏山に捨てないことなど誘因物の除去が重要。また、家屋周辺のヤブを刈り払い、見通しを良くするなどしてクマと出合わないようにすることが効果的とされる。

 また、山林内などでクマと遭遇しないためには、鈴やラジオなど音を出るものを携帯し、ゴミを持ち帰ることが大事だという。遭遇した際には「静かに、走らず、ゆっくり後退してクマから離れ、絶対に近づかない」(同課)としている。

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