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参院福岡・野田氏が立民会派入り検討 来夏改選、国民側の支援も狙う

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 福岡県選出で無所属の野田国義参院議員(60)が、臨時国会前に会派「立憲民主党・民友会」入りを目指していることが27日、分かった。既に立憲民主党の複数の関係者らに、意向を伝えたという。旧民進党出身の野田氏は、来夏に改選を迎える。野党の支持率が低迷する中で、立民と国民民主党双方からの支援取り付けを図る。(村上智博)

 元八女市長の野田氏は、平成25年に旧民主党から出馬し、初当選した。その後、民進党に所属した。

 だが今年5月、民進党と希望の党が合流してできた国民民主党には、「野党第一党にもなりきれない」として加わらなかった。

 野田氏は来夏の参院選について「立憲民主党、国民民主党、ほかの勢力も一緒にならないと絶対勝てない」と述べ、野党統一候補を目指す姿勢を示した。

 これに対し、立民の枝野幸男代表は5月、「(複数区で)独自の公認候補を立てるのは党の方針として明確だ。他党の候補を推薦することはない」と語った。

 一方、国民の玉木雄一郎代表は8月、福岡市内での記者会見で、野田氏の支援に回り、独自候補は立てない考えを示した。

 とはいえ、野田氏が立民に入党すれば、国民側の反発も予想される。今回の動きは、参院の会派に入ることで、こうした反発を招かず、枝野氏の設けたハードルをクリアしようと考えた、とみられる。

 連合福岡は、傘下の産別労組が割れるのを危惧し、「野田氏が両党から支持されるのが望ましい。連合としても両党と協力できる態勢を作りたい」(西村芳樹会長)としている。

 野田氏の動向は、野党間の力関係の変化にも直結する。参院では現在、「国民民主党・新緑風会」24人に対し、立憲民主党・民友会は23人。野田氏ら無所属の参院議員の動向次第では、参院でも立憲民主党が野党第一党になる。

 参院選福岡選挙区(改選3)では、自民党が4選を目指す松山政司1億総活躍担当相(59)の公認を決定し、一部で2人目の擁立も模索している。また、公明党は元中学校教諭の下野六太氏(54)を、共産党は元直方市議の河野祥子氏(38)をそれぞれ擁立する。

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