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桟敷彩る歌舞伎衣装 香川・土庄「肥土山の舞台」で虫干し

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 香川県土庄町肥土山地区で江戸初期から伝承される農村歌舞伎の衣装が26日、同地区の老人クラブ会員約50人によって秋空の下で虫干しされた。

 虫干しは毎年秋の彼岸の頃に実施。お年寄りらは前日までに、氏神の離宮八幡神社の境内にある国指定重要有形民俗文化財「肥土山の舞台」の露天桟敷を草刈りや掃除をして準備。「肥土山農村歌舞伎保存会」の協力で、保存する約千点の衣装のうち約300点を桟敷にロープを張り巡らせて虫干ししている。

 衣装には町指定の有形民俗文化財などもあり、小豆島町中山の農村歌舞伎とともに国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されている。現在、衣装をはじめ根本(脚本)などを報告書にまとめる事業が進んでいる。

 この日は町立土庄小の3年生児童約90人が同舞台を訪れ、虫干しの様子を見学したり、保存会の佐々木育夫会長から農村歌舞伎や使用される衣装の説明を聞いたりして郷土に伝わる民俗芸能を学んだ。

 保存会は来月27~28日に琴平町の旧金比羅大芝居(国重文、金丸座)に出演して「仮名手本忠臣蔵七段目・一力茶屋の場」を上演する予定で、この日は大星由良之助や遊女お軽などの役者の衣装が帯や下着などの小物まで、ていねいに干された。

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