PR

地方 地方

自閉症の画家・長嶋さん、京都で個展 独創的発想の作品106点

Messenger

 京都市上京区のギャラリー「art space co-jin(アートスペース コージン)」で、高機能自閉症の画家、長嶋柊(とう)さん(19)=同市左京区=の個展が開かれている。独創的な発想とカラフルな色使いのイラストや、16年間ほぼ毎日描き続ける絵日記などの作品が来場者を魅了している。

 長嶋さんは千葉県出身で、3歳で高機能自閉症と診断された。通っていた幼稚園で宿題として出されたことがきっかけで絵日記を描き始めたが、当初は文字や絵がうまくかけず母、みちるさん(49)が代わりに書くなどしていたという。

 それでも絵日記を描き続けると、小学校に入る頃には自宅のパソコンで電車をモチーフにしたオリジナルのキャラクターなど色彩豊かなイラストを描けるまでになった。

 みちるさんは「絵を習いに行かせたことはなかったので、パソコンで1カ月に100枚ほど描いていて、驚きました」と振り返る。その後も長嶋さんの絵への情熱は衰えず、電車や自転車などの乗り物や日常で気になった風景、夢でみた景色などを想像力豊かに描き続けている。

 会場には、擬人化された信号機など不思議な人々が暮らす架空の国を描いた「ネユリト」シリーズや、日本人男性の平均的な身長や体格をそのまま描いた最新作「日本人君」など独創的な発想の作品106点が並ぶ。また、さまざまなイラストの原点となった絵日記33冊や小学3年から撮りためた写真184枚も見る人を引きつける。

 10月14日まで。午前10時~午後6時(月曜休館)。問い合わせは同ギャラリー(電)050・1110・7655。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ