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群馬の基準地価、26年連続下落 太田市の住宅地は3年連続上昇

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 平成30年の県内平均基準地価は1平方メートル当たり3万7100円(対前年変動率0・8%減)となり、26年連続で下落したことが18日、県の調査(7月1日現在)で分かった。昨年まで6年連続で縮小していた下落率が横ばいになったが、変動率がプラスになった地点は50地点から51地点に増加した。住宅地では基幹産業の自動車製造業が好調な太田市で、3年連続で平均変動率がプラスになった。(住谷早紀)

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 調査は住宅地279地点、商業地92地点、工業地13地点、林地13地点の計397地点で実施。最高価格は住宅地が「高崎市柳川町146番4」の10万1千円、商業地は「高崎市檜物町162」(23万3千円)だった。

 土地用途別の1平方メートル当たりの平均価格は、住宅地3万200円(同1%減)▽商業地6万100円(同0・3%減)▽工業地2万1100円(同0・1%減)-といずれも減少した。

 平均変動率の推移をみると、住宅地は28年と29年がマイナス1%、商業地は28年同0・6%、29年同0・4%。商業地の減少幅は年々縮小し、改善傾向にある。

 住宅地は、居住環境が良く、利便性の優れた地域で地価が上昇した。自動車製造業が好調な太田市では、平均変動率がプラス0・4%で、3年連続でプラス。玉村町も幹線道路の開通で利便性が向上し、4年連続で横ばいとなった

 住宅地で変動率のプラス幅が最も高かったのは、いずれも3%の「高崎市東町241番7」(9万2700円)と「太田市南矢島町56-1(甲)」(5万1800円)。市町村別でみると、平均価格の順位は前橋市がトップで4万6900円、次いで高崎市が4万5500円-などとなっている。

 一方、商業地は、高崎駅西口に大型商業施設がオープンしたり、東口の再開発が進んだ影響で、高崎市では平均変動率が1・2%のプラスになった。太田市でも1・5%のプラスで、不動産鑑定士は「東武線の太田駅南口で再開発が進み、市内に工場を置く自動車製造メーカー、SUBARUの業績が好調のためだ」と分析している。

 商業地でプラスの地点は太田市で8地点、高崎市で7地点。伊勢崎市では平成4年以来26年ぶりに、前橋市では26年以来4年ぶりにプラス地点が現れ、好調を維持している。

 変動率のプラス幅が最も高かったのは5・8%の「高崎市岩押町19-3」(16万4千円)。市町村別の平均価格の順位は高崎市が最も高く、10万7千円だった。

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