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長崎・原爆資料館で折り鶴装飾品販売

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長崎・原爆資料館で折り鶴装飾品販売

折り鶴の装飾品を手にする管田多津子さん 折り鶴の装飾品を手にする管田多津子さん

 長崎市の原爆資料館は、核兵器廃絶と平和な世界への思いを込めた折り鶴の装飾品を、販売している。手掛けているのは、祖父母が原爆に遭った長崎県長与町の管田多津子さん(37)。生まれつき両脚にまひがあり、街頭での核廃絶運動に加わることは難しいことから「自分にできる活動をしたい」と製作に励んでいる。

 売店に並んだのは、ストラップにしおり、留め具式ブローチの3種類(600~1200円)。1・8センチ四方の折り紙で作った鶴を、三角柱や半球の型に入れ、樹脂を流し込んで固めたものをあしらっている。

 管田さんは幼い頃から「被爆者を家族に持つ者として、何かしたい」と思っていた。だが、署名集めで動き回ったり、抗議行動で座り込んだりするのは困難だった。そこで、仕事のアクセサリー作りを生かした取り組みを、昨春から始めた。

 田上富久市長が今夏、品々を見て「平和への意識につながるお土産になる」と語ったことから、資料館に置くことが決まったという。管田さんは「日常の何げない瞬間に、資料館で見たことを思い出すきっかけにしてほしい」と話した。