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河内長野を映画で熱く 17日に「奥河内 映画祭」 定住・移住者増へ市民一丸

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 映画作りをキーワードに地域活性化を進める動きが高まっている河内長野市で17日、「奥河内 映画祭」が初開催される。上映作品は公募で集まった「映画塾」の塾生らが手がけた短編映画3本で、上映前には会場となる同市立文化会館(ラブリーホール)前に赤い絨毯(じゅうたん)を敷いて「レッドカーペット行進」をすることも予定している。関係者は「映画を通じて河内長野市全体を盛り上げたい」と意気込んでいる。

 南北朝時代の武将・楠木正成が少年時代に学んだ観心寺などがあり、「文化と歴史のまち」として知られる河内長野市は、平成12年2月末の約12万3600人をピークに人口が減り続けており、今年8月末には約10万6200人にまでなっている。こうした状況に、市民有志らでつくる「奥河内ムービー・プロジェクト準備委員会」が、定住や移住者増加を目的に今春から長編映画の制作を企画した。

 市出身で映画「逆転裁判」の助監督を務めた経験を持つ瀧川元気さん(32)が率いる映画制作会社の協力を得て、8月中旬には公募で集まった約60人が「映画塾」を結成。長編映画制作のキックオフイベントとして映画祭が企画され、市内で短編映画の撮影が行われた。

 上映されるのは、いずれも「初恋」をテーマにした約15分の3作品。瀧川さんも映画制作を手がけており、女優の吉本実憂さんが演じる女性監督が故郷・河内長野市に帰り、映画作りを通じて自身の初恋を思い出す作品に仕上げた。瀧川さんによると、映画塾には小学生から70代まで幅広い世代が集まっているほか、ボランティアなども含めると約150人が携わっているといい、「この熱量を長編映画制作につなげたい」と来春予定の撮影開始に向けて手応えを感じている様子だ。

 映画祭当日は会館近くで音楽イベントや飲食ブースが並ぶ「マルシェ」も行われ、委員会のゼネラルプロデューサーを務める西野修平府議(45)は「映画作りを通じてさまざまな人が垣根を越えてひとつになっている。一過性のイベントで終わらせず、市の活性化につなげていきたい」と話している。

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 17日は正午から中村池公園(河内長野市西代町)で「マルシェ」を含む催しが始まり、映画祭は午後3時に同公園などでスタート。同6時15分からラブリーホール前で「レッドカーペット行進」が行われ、上映会は同7時に始まる。入場無料。イベントの問い合わせは同準備委員会((電)0721・53・7000)。

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