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江戸期の造り直し護岸確認 宇治川太閤堤跡で宇治市が調査

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 宇治市の史跡・宇治川太閤堤(つつみ)跡で、安土桃山時代に豊臣秀吉が造成した護岸の上に、江戸時代前半に造り直した護岸が確認され、市が発表した。洪水で土砂が堆積し、その上から新たに造り直していたとみられる。

 昨年度の調査で確認された石出し(川岸を守る施設)の北西(下流)側に隣接する約230平方メートルを調査した。当時の宇治川に沿い、20センチ程度の四角や丸い石を石垣のように積み重ね、平面にはこぶし大の丸石を敷き詰めて造り直した護岸が見つかった。さらに深さ約1・1メートルのところで、太閤堤が築かれた当初の護岸も確認された。

 周辺には、作り損じて捨てられたとみられる江戸時代中頃の瓦片が大量に出土。当時、地元の瓦師が作った瓦が社寺の修理などで使われたことが分かっており、市は護岸が造り直された時期はそれより前の江戸時代前半と推定している。

 宇治川太閤堤跡は平成19年度の宇治川右岸の発掘調査で確認。21年に国史跡に指定され、市が史跡公園の整備を進めている。

 現地説明会は15日午後1時から。京阪宇治駅から徒歩約3分。問い合わせは宇治市歴史まちづくり推進課(電)0774・21・1602。

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