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東山魁夷生誕110年 京都国立近代美術館で回顧展

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 どこか懐かしく、幻想的でもある作品から「国民的画家」と呼ばれた日本画家、東山魁夷(かいい)=1908~99年=の生誕110年を記念した回顧展が、京都国立近代美術館(京都市左京区)で開かれている。唐招提寺御影堂(奈良市)の全障壁画など、戦後から絶筆までの代表作約80点が展示される。

 自然と向き合った東山作品は、「東山ブルー」と呼ばれる青の色彩が特徴。日本人の自然観や心情を反映した普遍性を有するものとして評価されている。

 全68面を再現展示した唐招提寺御影堂の障壁画は、構想から完成までに10年を費やした。失明しながら6度目の渡航で来日し、同寺を開いた鑑真が見たかったであろう日本の風景などを描写。御影堂の修理に伴い、障壁画を間近に見ることができる貴重な機会になるという。また、障壁画制作の過程で生まれた白馬をモチーフにしたシリーズの代表作「緑響く」も展示。満月に照らされた京都・円山公園のシダレザクラを描いた「花明り」や古都の街並みをスケッチした「京洛四季」、北欧や欧州の風景画も見どころだ。

 10月8日まで。月曜休館(祝日は開館し翌日休館)期間中、一部作品を入れ替える。

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