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東日本大震災7年半 北海道と宮城 ふたつの被災地で奮闘 イチゴ農家の丸子さん親子

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 宮城県亘理町で祖父の代から続くイチゴ農家の3代目だ。平成23年の東日本大震災の津波でハウス25棟が津波で流された。「もう無理なんじゃないか」。廃業もちらついた。

 そんなとき、「ふるさと姉妹都市」の伊達市が、イチゴ農家の移住者を募っていると知った。被災から3カ月後、悩み抜いた末に再起をかけて北の大地を再出発の地と定めた。

 気候や品種が違えば管理方法も違う。手探りの日々から約7年、宮城の独自品種「もういっこ」が伊達でも収穫できるようになった。9人から始まった営農体制は、パートも加わって20人ほどに増えた。さらに今年、亘理以外からでは初めてとなる道内の新規就農者を迎えた。「『イチゴ産地』の第一歩を踏み出せたかな」と目を細める。

 今はただ、市の支援に報いたいと思う。

 「伊達のイチゴっていいよね、と言われるよう、組織として品質を高めたい」

 目標を遂げたら、いつの日か亘理に戻るつもりだ。(千葉元)

                   

 ◆「30年以上…これしかない」 亘理で再建、父・忠志さん

 北海道を大きな揺れが襲った日。夜が明けてから、丸子忠志さん(66)は北海道伊達市の裕人さんに安否確認の連絡を入れた。無事を確認し、安堵(あんど)した。

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