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ふるさと納税、曲がり角 増える「体験型返礼品」 埼玉

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ふるさと納税、曲がり角 増える「体験型返礼品」 埼玉

 ふるさと納税の返礼品はこれまで商品が中心だったが、県内でも地域の魅力を知ってもらう「体験型返礼品」の取り扱いが増えている。背景には従来の「モノ」から体験型サービスの「コト」の消費需要が高まっているためだ。

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 戸田市は8月に開催した「戸田橋花火大会」の観覧席のペアチケットを返礼品として提供した。「いたばし花火大会」と同時開催で荒川の両岸合わせて、約1万2千発の花火を間近で楽しめるとあって当日は盛況だったという。

 同市経済政策課は「戸田の魅力を多くの人に体感してもらいたいと思い、企画した」と説明する。同市は11月に開催する「戸田マラソンin彩湖2018」の出走権も返礼品として提供する。

 毛呂山町ではパラグライダーの専用練習場があることから、2年前から体験チケットを返礼品とした。同町総務課は「楽しい体験をしながら、毛呂山の良さを知ってもらいたい」と話す。実際、返礼品としてパラグライダーを体験する利用者も年々増えているという。

 春日部市でも毎年5月に行われる「大凧(おおだこ)あげ祭り」の観覧チケットを返礼品としている。地域の魅力を伝えられる利点もあり、今後も体験型返礼品を扱う市町村が増えそうだ。