PR

地方 地方

埼玉県学力調査、中1・小5「伸び」小さく 国語は全学年で前年度下回る

Messenger

 県教育委員会は7日、さいたま市を除く県内の公立学校の小学4年~中学3年の全児童・生徒を対象とした今年度の「県学力・学習状況調査」の結果を発表した。前年度の調査結果と比較して正答できるレベルの変化を分析する「学力の伸び」について「小学5年から6年にかけて」と「中学1年から2年にかけて」は、学力の伸びる割合が小さくなる傾向がみられた。

 調査は4月に国語、算数・数学、英語(中学2、3年のみ)のテストを実施。今年度で4回目。正答率などに応じて問題の難易度を設定し、学力の伸び具合を把握した上で、学力が確実に定着するよう教育現場の改善につなげる狙いだ。

 調査結果によると、国語、算数・数学ともに「中1から中2にかけて」では学力が伸びた生徒の割合が最も少なかった。特に国語の場合、66・0%だった前年度から8・6ポイントも落ち込んだ。「小5から小6にかけて」も国語で悪化し、算数・数学も伸びが鈍かった。

 県教育局の担当者は、中1の伸び悩みについて「教科担任制へ切り替わるなど学習面での変化、周囲の人間関係が変わる生活面での変化が影響している」と分析した。小5については「算数で少数の割り算など問題の抽象度が上がり、国語では多面的な思考が求められ、戸惑うのではないか」と分析した。

 また、国語は全学年で学力の伸び率が前年度を下回った。「中学2年から3年にかけて」の英語は前年度を上回る90%台に達した。

 一方、前年度の調査結果を踏まえて選ばれた重点支援校などでは「学力の伸び」がみられた。小松弥生教育長は7日の記者会見で、調査結果を受けて「学力を伸ばしている良い取り組みを共有し、伸び悩みを抱える市町村や学校を支援していく」と語った。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ