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「あのう温泉」てこ入れ 民間事業者のアイデア募集 三重

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 津市は、赤字が続いている市安濃交流会館「あのう温泉」(同市安濃町)をてこ入れするため、民間事業者のアイデアを求めて「関心表明」の募集を始めた。温浴施設の魅力と収益性を高めて経営を安定させたい考え。市の財政負担を減らすことが条件で、民間への譲渡も視野に入れている。

 同会館は旧安濃村の社会福祉センターだった建物を平成17年に増改築し、温浴施設を併設した。浴室は約76平方メートルと約58平方メートルの2室あり、源泉(ナトリウム-塩化物泉)をくみ上げて使っている。関節リウマチや神経痛、冷え性などの改善や疲労回復の効果があるという。

 ここ数年、年間利用者数は4万5000~4万7000人程度で推移してきたが、29年度の利用者数は5万366人と堅調だ。しかし、燃料費や人件費の増加で開設以来の赤字は拡大しており、29年度には1千万円を超えた。今後、費用として下水道料650万円が増えることが決まっているため、赤字はさらに拡大する見通しという。

 運営は厳しいが、市によると地域住民らからは存続を求める声が強い。その上、「洗い場を広くしてほしい」「営業時間を延ばしてほしい」などの要望も寄せられている。

 市は現在の利用料(一般300円など)を維持した上で、物販や飲食施設としての機能を充実させることで収益を改善、さらに利用者を増やせると見込んでいる。こうした点で具体的なアイデアを関心表明の募集で取り入れる。来年4月に運営手法をとりまとめ、具体的な計画を検討する。今後、事業者向けの説明会を開催する。

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