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クルーズ船、一層の寄港を 飛鳥IIで知事と新潟市長が要望

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 花角英世知事と新潟市の篠田昭市長は3日、同市東区の新潟港に停泊中のクルーズ客船「飛鳥II」に乗船し、運航を担う郵船クルーズ(横浜市)の坂本深社長と会談した。花角知事らは同船の来港に謝意を示すとともに、今後も寄港を増やすようにトップセールスで要望した。(松崎翼)

 飛鳥IIは総重量約5万トン、乗客数872人と国内では最大規模のクルーズ船で、新潟港に毎年寄港している。花角知事は「クルーズ船の寄港は地域活性化につながる」とした上で、これからも寄港するクルーズ船には「最大限おもてなしをする」と強調。坂本社長は「前向きに検討したい。乗客に新潟のことを気に入ってもらうことが一番重要なので、喜ばれるような手配を(県や市と)一緒に考えたい」と応じた。

 会談後、坂本社長の案内で船内を見学した花角知事は「前の飛鳥よりも一段とグレードアップしていてすばらしい」と笑顔を見せた。篠田市長は「かなり前向きな返事をもらったので、新潟の魅力を短時間で味わえるプランを考えたい」と述べ、乗客が一時下船の際に満喫できる観光コースの設定に智恵を絞る考えを示した。

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 ◆国交省経験生かし「PR下手」返上へ

 国土交通省の官僚出身で観光分野にも精通している花角英世知事は6月の就任直後から、トップセールスを積極的に展開している。国内外の各地に足を運んで県産品の魅力を自ら宣伝し、新潟空港や新潟港の活用もアピール。本県の定評となっている「PR下手」を返上し、県内の活性化につなげようと懸命だ。

 花角知事は6月の知事選で、トップセールスでの新潟ブランドの浸透や格安航空会社の新規国際路線の開設、新潟港へのクルーズ船の一層の誘致などを公約に掲げた。それだけに観光振興や訪日外国人客の誘致に向け、意欲的に自らが先頭に立って旗を振っている。

 7月下旬には、本県のフェアが開かれた埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」を訪れ、赤い法被姿で八色すいかや村上牛などの県産品をPR。買い物客らに「新潟のお米や枝豆を味わってもらい、ぜひ新潟に来てほしい」と訴えた。

 8月下旬には韓国と中国を訪問し、新潟空港を結ぶ航路を強化するため、大韓航空と中国南方航空の幹部とそれぞれ会談。週3便のソウル線を週5便に増やし、週3便のハルビン線を毎日運航にする目標を確認したという。帰国後の記者会見で花角知事は「交流拡大の下地を作ることができた」と成果を強調した。

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