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【被災地を歩く】岩手 「サイクルトレイン」で野田村へ のんびり旅と美味 癒える傷跡

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 道の駅のだを運営、平成17年からのだ塩ソフトを販売する野田村の第三セクター、「のだむら」の古舘美恵子総務課長は「のだ塩ソフトはリピーターも確実に増えています。今年7月に発売したのだ塩サイダーも人気で、この名物の販売を今後も伸ばしていきたい」と意気込む。

 津波で村の住宅の2割、約300戸が全壊した。被害が大きかった中心市街地に入った。商店街や床上30センチまで浸水した村役場に被害の痕跡は、一見、見当たらない。

 「ありますよ。時計の柱が曲がってるでしょ。そのままにしています」

 村職員が屋外の芝生に立つ時計を指さした。

 津波到達点4・7メートルを壁に記した新しい保健センターを過ぎて海に近づくと景色は一変。造成地は更地のまま。かつての田んぼは十府ケ浦(とふがうら)公園に。パークゴルフに興じていた76歳の男性は「毎日来てるよ。前より広くなってよくなった」と笑顔で話した。

 ■消えた海

 ところが、公園から国道45号、三鉄北リアス線、そして高さが12メートルから14メートルにかさ上げされた堤防で、海は全く感じられない。「以前は三鉄の向こうの松林にコートがあった。海がすぐ見えて風情があったんだけどね」と表情が曇った。

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