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防災の日 小山市は水害に備え訓練 自主防災会や周辺市町と連携 栃木

車両のフロントガラスを外して走行不能車両から被災者を救出する訓練=1日、小山市石ノ上の石ノ上河川広場
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 関東大震災から95年となる「防災の日」の1日、栃木県小山市は石ノ上河川広場(同市石ノ上)で水防訓練を実施し、25団体約450人が参加した。同市では、平成27年9月の東日本豪雨で多くの住宅や学校が浸水する被害が出た。災害時対応は関係団体、周辺市町との連携、自主防災会の市民の行動が重要なポイントとなっており、訓練には栃木市、下野市、野木町、茨城県結城市も参加した。

 大久保寿夫市長を本部長とした災害対策本部設置、バイク隊による住民への避難勧告、被害状況の情報収集、伝達を訓練。市外避難所受け入れ訓練も初めて実施。消防団はさまざまな工法で土嚢(どのう)を積み、堤防を守る訓練をした。また、走行不能の車両から被災者を救出する訓練では、消防職員が工具を使って車両のフロントガラスを外したり、はしご車で被災者を救出したりする手順を再現した。

 各地域の住民による自主防災会の役割も大きくなっている。細かな被害状況を確認、伝達する訓練や、住宅の浸水を防ぐ簡易水防工法の訓練に参加。喜沢南自主防災会の松本●三(こうぞう)さん(70)は「元気なうちは地域のために役立つことをしたい。実際に災害が起きたときは余裕がないと思うが、訓練の半分でも習得できれば何か対応できる」と話した。同市自主防災会連絡協議会の福田重昭会長(76)は「いざというときに慌てないことが大事。難しいことはやらなくていい。自分の身を守り、近所の助け合いができるか。簡単なことを覚えて、住民が危機意識を持つことに訓練の意義がある」と強調した。

●=にんべんに光

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