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天神で国民代表候補者演説会 関心今ひとつ 「支持率5%あれば…」

福岡・天神の繁華街で開かれた国民民主党代表選の演説会=8月30日
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 国民民主党の初めての党代表選(9月4日投開票)が、自民党総裁選の前にかすんでいる。九州でも2人の候補が、福岡市などの街頭で演説したが、関係者以外の関心は今ひとつ。代表選を通じて党の存在感を高め、支持率を上げたいところだが、現状を見る限り、同党の苦悩は続く。 (村上智博)

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 福岡・天神の繁華街で8月30日夕、党代表選の演説会があった。代表選には、津村啓介元内閣府政務官と、玉木雄一郎共同代表が立候補している。

 津村氏は「尊厳死(安楽死)の合法化を図りたい。女性天皇の議論も行う」と声を張り上げた。玉木氏も「第3子以降に1千万円を給付したい」と「コドモノミクス」を訴えた。

 マイクを握る2人の周辺には、100人余りの聴衆が集まっていた。ただ、同党の地方議員による動員が多いとみられ、訴えに足を止める通行人は、ほとんどいなかった。

 何しろ、国民民主党の支持率は「超低空飛行」を続ける。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が8月25、26両日に行った合同世論調査で、同党の政党支持率は0・7%(前回比0・1ポイント減)だった。自民党(43・1%)どころか、野党第一党の立憲民主党(10・7%)の背中も遠い。

 福岡での演説会後、国民民主党の城井崇衆院議員(比例九州)は「(演説会場を)支持者で埋めきれないのは野党第二党の苦しいところだ。せめて支持率が5%あれば…」と話した。

 聴衆の中にいた大島九州男参院議員(比例代表)は「低いのは党の認知度で、決して支持率ではない。認知度が上がれば支持率も自然と上がる」と語った。だが、全国に61人の国会議員と、758人の地方議員を抱えながら、認知度不足を嘆くだけでは、展望は開けない。

 同党のある幹部は「『国民民主党、WHO?』の状態から、国民の関心を引き、党の支持率を上げるために代表選がある。支持率が上がらないのは一度も国政選挙をやっていないからであり、やればこちらが立憲民主党を上回り、野党第一党にもなれる」と強気だった。

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