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ヘリ墜落「到着報告」 「混乱生じると思った」と社内調査で男性社員

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 搭乗員9人が死亡した県の防災ヘリコプター「はるな」の墜落事故で、県防災航空隊に所属し、国土交通省に対して「(帰投先の)ヘリポートに到着した」と、事実と異なる報告をした東邦航空(東京)の60代の男性社員が社内調査で「到着しないことで混乱が生じてくると思った」と話していることが23日、明らかになった。ヘリと通信できない非常事態に直面し、冷静な判断ができなくなった可能性がある。

 県庁で大沢正明知事と面会して謝罪した後、記者団の取材に応じた宇田川雅之社長によると、男性社員は到着を確認せずに報告した理由について、「動転し、このままではいけないと思った。到着しないことで混乱が生じてくると思った」と話しているという。

 県は事故当日の10日、実際の飛行ルートと異なる飛行計画も報告。この担当者も男性社員だった。

 国交省は16日、県に事実確認を求める行政指導をした上、航空法違反の疑いを指摘。実際の飛行ルートに沿った飛行計画が提出されていれば、捜索救難活動が47分早く開始できたとしている。

 宇田川社長は記者団に、運輸安全委員会の調査とは別に社内で進めている調査結果を県に文書で報告すると説明。時期については「今しばらく、かかるかと思う。まとまり次第、県の方へご報告させていただく」としたが、事実と異なる到着報告と飛行計画については優先して調査し、近く報告する考えを示した。

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