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白根山、警戒レベル変更迅速化 気象庁が基準見直し 群馬

協議会の冒頭、あいさつする草津町の黒岩信忠町長(左)=21日、同町役場(住谷早紀撮影)
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 草津白根山の白根山(湯釜付近)の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられたことに伴い、一部区間の通行止めが続く観光道路「志賀草津道路」(国道292号)をめぐり、群馬県草津町は21日、火山活動の状況や対策について話し合う協議会を開いた。

 火山性地震が増加しているため、警戒レベルの引き下げや規制エリアの変更は困難と判断。道路開通は見送られたが、気象庁は警戒レベルの変更を迅速に行うため、判定基準を見直すと明らかにした。

 会議後に報道陣の取材に応じた気象庁地震火山部の宮村淳一火山対策官によると、白根山では20日に火山性地震が20回発生。21日も午前6時の時点で10回発生し、今月前半に比べ激増したため、警戒レベルの引き下げには至らなかったという。

 一方で、「白根山は過去に数回噴火を起こし、比較的長い期間の蓄積データがある」とし、警戒レベルの判定基準について新たな運用案を提示。レベル2から1に引き下げる際の基準を緩和し、火山活動が活発になった場合は迅速に警戒レベルを引き上げるとした。

 黒岩信忠町長は「新基準が早く運用されて、警戒レベルが下がることを期待している」と述べた。その上で、志賀草津道路について「レベル1に下がったからすぐ開通というのではく、段階的に規制緩和を行いたい」と話した。

 町によると、道路の通行止めなどの影響で、7月の入り込み客数は前年同月比で約15%減少した。

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