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最高級のコメで最高級の酒 山田錦上回る品種、福井県開発 酒米の名称募集

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 県は酒米の新品種を開発し、名称の募集を開始した。日本酒ブームの中、「酒米の王者」と呼ばれる山田錦を上回る純米大吟醸酒にふさわしい品種を-と県農業試験場が8年をかけて開発。年内に名称を決定し、平成31年度から本格生産に入る。35年度には約300トン(玄米ベース)の生産を目指す。酵母も県食品加工研究所で開発を進めている。

 西川一誠知事は「県内の蔵元では酒米を利用して32年度を目標に米も酵母もすべて福井県産である最高級のおいしい酒を商品化する。県としても最高級の地酒を売り出して酒所の知名度を向上し販路の拡大を図る」としている。

 22年度から開発した品種は、倒れやすいなどの弱点がある山田錦に比べ、稲丈が約93センチ(山田錦約101センチ)と短いため栽培がしやすく収量も10アール当たり約522キロ(同約509キロ)と多い。酒を醸造したときに雑味(味を損なう異質な味)が極力少なくなるよう35%まで精米できる。

 県酒造組合から高級地酒製造の要望を受けて県が開発した。県内の酒蔵ではこれまで山田錦や五百万石の酒米を年間約2400トン使っているが、このうち35年度には新品種約300トンを使う方針だ。

 西川知事は「味わいが滑らかで華やかな香りの酒がつくれる。今ある福井のおいしい酒がもっとうまくなる」と期待した。

 名称募集の締め切りは今月31日。申し込みは、〒910-8580 福井市大手3の17の1、県食料産業振興課酒米名称係へ、はがきか、ファクス(0776・20・0649)、メール(sakamai-naming@pref.fukui.lg.jp)で。

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