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力を込めて「わっしょい!」 大田原で「大捻縄引き」

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力を込めて「わっしょい!」 大田原で「大捻縄引き」

 大田原市佐良土で18日夜、稲わらで作った大きな縄を引き合う伝統行事「大捻縄引(だいもじひ)き」が行われた。

 大縄は長さ約60メートル、太さ50センチ、重さ約2トン。かつては佐良土地区の3集落が輪番で大縄を用意。お盆の14日夜に引き合い、勝った集落は豊作や家内安全が約束されると言い伝えられていた。平成7年を最後に中断していたが、昨年22年ぶりに復活した。国選択無形民俗文化財、とちぎのまつり百選に選定されている。

 この日は佐良土多目的センター駐車場で実行委員会の約30人が稲わらを使って午前7時から約8時間かけて大縄をより上げた。

 この後、通行止めとなった国道に大縄を運び午後7時半から縄引きが行われた。「わっしょい、わっしょい」と大きな掛け声が上がり、東西チームに分かれた地域住民ら約120人が歯を食いしばって懸命に大縄を引き合った。