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人生や歴史…「時間」表現 和歌山県立近代美術館で企画展

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人生や歴史…「時間」表現 和歌山県立近代美術館で企画展

 美術を身近に感じてもらおうと、企画展「なつやすみの美術館8 タイムトラベル」が和歌山市吹上の県立近代美術館で開かれ、多くの子供たちが展示を楽しんでいる。9月2日まで。

 今年は明治150年にあたり、平成最後の夏休みであることから、「時間」をテーマに企画。老人と若い男女の周りに花を描き、毎年咲く花と異なり人の命は一度限りだと暗に示した油絵や、絵画が2千年後に化石として発掘された状態を土やさびなどを使って表現したものなど、人生や長い歴史の時間経過を表現した75作品が並んでいる。

 同市吐前(はんざき)の中学1年、景山莉愛(りあ)さん(12)は「作者によって時間の表現の仕方が全然違っていて、理解するのが難しかった」と話した。同館の奥村泰彦教育普及課長は「作品から時間の要素をよく考えて見つけ、美術の奥深さを楽しんでもらえれば」と呼びかけている。

 開館は午前9時半~午後5時(入場は午後4時半まで)。月曜休館。一般510円、大学生300円。高校生以下、65歳以上など無料。毎月第4土曜は大学生無料。問い合わせは同館(電)073・436・8690。