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鈴木貫太郎の思い探る企画展 吉田・マッカーサー書簡や映像資料も 千葉

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鈴木貫太郎の思い探る企画展 吉田・マッカーサー書簡や映像資料も 千葉

没後70周年を記念して開催されている「宰相鈴木貫太郎の終戦時心情」展(江田隆一撮影) 没後70周年を記念して開催されている「宰相鈴木貫太郎の終戦時心情」展(江田隆一撮影)

 終戦時の首相、鈴木貫太郎がどんな思いで昭和20年8月15日の終戦の日を迎えたかを探る企画展「宰相鈴木貫太郎の終戦時心情」が、千葉県野田市関宿町の鈴木貫太郎記念館で開催されている。

 鈴木は関宿藩の領地だった現在の大阪府堺市で藩士の家に生まれ、晩年を旧関宿町(現野田市)で過ごした。今年の没後70年を記念した企画で、21年夏に吉田茂首相とGHQ(連合国軍総司令部)最高司令官ダグラス・マッカーサーの間で交わされた書簡(同館所蔵)を展示。終戦からちょうど1年後にしたためられた吉田の書簡からは、海軍出身の鈴木が文官の吉田に伝えた「武人としての立場を失わない姿勢」を読み解くことができる。

 このほか昭和11年の二・二六事件で凶弾に倒れた貫太郎が一命をとりとめるまでを目撃したタカ夫人の証言肉声録音に、当時の写真などを組み合わせて分かりやすくした約12分間映像が放映されている。

 企画展は11月4日まで。月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。開館時間は午前9時~午後5時。入館無料。問い合わせは同館(電)04・7196・0102。