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【夏の甲子園】日大三、投打で圧倒

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【夏の甲子園】
日大三、投打で圧倒

 第100回全国高校野球選手権大会第6日の10日、5年ぶり17度目の出場となる日大三(西東京)は第2試合で折尾愛真(おりおあいしん)(北福岡)に16-3で大勝した。打線が爆発し、15安打の猛攻で付け入る隙を与えなかった。2回戦は大会第11日の第3試合で奈良大付(奈良)と対戦する。(吉沢智美)

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 1点を追う一回裏、4四死球で同点とし、1死満塁で「追い込まれても余裕を持って打席に立てた」と佐藤コが2点中前適時打を放ち逆転。4連打などで一挙7点を奪う。

 先発の中村は「すぐに点を取り返してくれて、落ち着くことができた」と打たせて取る好投で、失点は初回の1点のみ。五回からリリーフした河村も九回まで2失点におさえた。

 六回までに13得点。七回にも主砲の4番・大塚に左越え本塁打が飛び出し、さらに3点を追加した。主将・日置は「多くの方に『甲子園で必ず優勝して』と声をいただいた」と充実の表情で語った。

 

 ▽1回戦

 折尾愛真  100 000 020-3

 日大三   713 020 30×-16

(折)小野、下柳、野元、斉藤、堀田-岩見

(日)中村、河村-佐藤英

 ▽本塁打=斉藤(折)、大塚(日)▽三塁打=上野(日)▽二塁打=中村、木代、上野(日)

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 日大三・小倉全由(まさよし)監督「ピッチャーがよく抑えた。折尾愛真のピッチャーが慣れていない初回で、点が取れたので楽になった」

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 ■生で見るとかっこいい

 生徒数が1千人を超えるマンモス校として知られる日大三応援席では野球部以外の生徒も駆けつけ、メガホンを手に声援を送った。

 2年の東(あずま)涼哉さん(17)は「春の選抜大会のときの応援に参加したら、熱戦の高校野球にはまった。打ちまくってほしい」とうれしそうに語る。

 打線がつながり、大量得点を奪う展開の中、野球部に幼なじみがいるという1年、小町春菜さん(15)は「生で見ると、選手はかっこいい。最後まで頑張ってほしい」と興奮していた。

 甲子園をきっかけに高校野球の魅力を知り、卒業後も甲子園まで観戦に訪れる卒業者も多いという同校。ナインは堂々のプレーで大勝し、仲間たちに野球の魅力を存分に伝えた。 (根本和哉)