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埼スタ周辺の渋滞緩和 来月30日、五輪にらみ社会実験 バス優先し一般車両規制

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 さいたま市は埼玉スタジアム2002(さいたま市緑区美園)でサッカーの試合が行われる際、慢性的に発生する周辺道路の交通渋滞を緩和するため、9月にシャトルバスの優先走行に取り組む社会実験に乗り出す。清水勇人市長が9日の記者会見で明らかにした。スタジアムは2020年東京五輪のサッカー競技会場で交通渋滞が予想されるだけに、社会実験で公共交通機関の利用促進や混雑緩和につなげる。 (川上響)

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 市によると、スタジアムでJリーグなどのサッカーの試合当日は、交通渋滞が頻繁に発生してしまうことが課題になっている。JR浦和駅などとスタジアムをピストン輸送するシャトルバスの所要時間も試合のない平時に比べて最大約10倍もかかるという。このため、シャトルバスの利便性が低下し、逆にマイカー利用者が増え、渋滞の悪化を引き起こす悪循環になっている。

 社会実験を試みるのは、さいたま市や浦和レッズなどで運営する「みその都市デザイン協議会」。「スタジアムアクセス戦略」の一環で、まずは9月30日に行われるJ1リーグの浦和レッズ対柏レイソル戦の試合終了後の午後4~5時半ごろに実施。スタジアム周辺から1・5キロ先の一部区間をシャトルバスやタクシー以外の車両の通行を規制する。マイカーには迂回(うかい)してもらう。

 2回目の実験は来年2~3月に実施する予定で、市担当課は「東京五輪開催時には、公共交通機関を中心としたスムーズな移動ができる状態にしたい」と狙いを明かす。

 美園地区はスタジアムを軸とした地域活性化を目指す方向性が示されており、社会実験もその一環で、清水市長は会見で「世界に誇れるスタジアムタウンにしたい」と意気込む。

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 ◆埼玉高速鉄道、実験を後押し

 埼玉高速鉄道は9日、シャトルバスによる社会実験が行われ、埼玉スタジアム2002で9月30日に予定されている浦和レッズ戦について、試合の座席指定券と東川口-浦和美園間の往復切符引換券をセットにしたチケット「MU指定席SR特典付き」を発売すると発表した。マイカー利用を減らし、社会実験を後押しする。

 チケットは大人3千円(子供は半額)。発売開始は今月11日。

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