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昨年の埼玉県内出生率1・36 全国38位 自然減は6年連続

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 1人の女性が生涯に産むと推定される子供の数を示す平成29年の「合計特殊出生率」は前年(1・37)より微減の1・36になったことが8日、県が発表した県内の人口動態概況(概数)で分かった。3年連続の減少で、全国平均の1・43(前年比0・01ポイント減)を下回り、全国順位は38位。出生数から死亡数を引いた自然増減数も6年連続減となった。人口1千人に対する自然増減率はマイナス1・8だった。

 県保健医療政策課によると、出生数5万3069人に対し、死亡数は6万5765人で、自然増減数はマイナス1万2696人だった。人口1千人当たりの出生率は7・4(前年比0・2ポイント減)で、全国22位だった。30歳以上の母親が出産した子供の割合は66・2%と全体の3分の2近くを占めた。平均初婚年齢は夫31・5歳、妻29・5歳で前年とほぼ横ばいとなっている。

 出生率を市町村別でみると、和光市が10・1でトップ。戸田市9・7、滑川町9・6と続いた。一方、東秩父村が2・5と最も低く、長瀞、越生両町が3・3で並んだ。自然増減率も高い順に和光市(3・9)、戸田市(3・7)、朝霞市(2・6)。最も低いのは小鹿野町のマイナス13・1だった。

 担当課は「自然増減は減少傾向が続いており、特に県西部や秩父地域で減少の幅が大きくなっている」と分析する。

 出生率に影響を与える婚姻件数は3万3728組(前年比471組減)と5年連続で減少した。

 こうした現状を踏まえ、県は1日、人工知能(AI)を活用した婚活支援などを行う「SAITAMA出会いサポートセンター」を県内3カ所に設置した。10月から婚活マッチングを開始し、進展する少子化への対応を急ぐ。

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