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【甲信越静 夏の立ち寄りどころ】「願成就院」(伊豆の国市) 源頼朝旗揚げの地 国宝仏5体が見守る名刹

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 その運慶の挑戦作とされているのが、願成就院の大御堂に奉納されている阿弥陀如来坐像や不動明王像などの国宝仏5体。運慶作の仏像としては東日本に現存している最古のものとされる。

 同院の建立は、「吾妻鏡」によると、源頼朝の奥州藤原氏征伐の戦勝を祈願したものといわれている。しかし、住職の小崎祥道さん(81)によると「奥州征伐の戦勝祈願のためというよりは北条氏の氏寺として創建され、完成の時期が奥州征伐と合致したため戦勝祈願されたと考えられる」と話す。同院は当初、北条氏の寺として繁栄を極めたが、15世紀末に戦火に見舞われると、仏像は無事だったものの、同院は衰退の一途をたどったとされる。

 ◆ご神木に良縁祈願

 大御堂以外にも見どころは多く、歩みを進めると1本の大きな木が目に入る。大河ドラマの原作でもある「新・平家物語」に登場するご神木・梛(なぎ)の木だ。源頼朝と北条政子が待ち合わせした場所とされ、ご神木にしては少々細身に見える幹だが、葉が丈夫で破れにくいことからも参拝者が良縁成就を祈願するという。同院では9月に、ご神木の種から育て、護摩法要で良縁を祈願した苗木を限定約100本、販売する予定という。境内には北条時政の墓もあり、源平ファンには垂涎(すいぜん)の場所だ。

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