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ユーチューバーMasuoさん 献血訴え 埼玉県、若者の減少歯止めへ動画制作依頼

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ユーチューバーMasuoさん 献血訴え 埼玉県、若者の減少歯止めへ動画制作依頼

Masuoさんも献血した越谷レイクタウン献血ルーム(県赤十字献血センター提供) Masuoさんも献血した越谷レイクタウン献血ルーム(県赤十字献血センター提供)

 埼玉県は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の人気ユーチューバーによる献血の体験動画を作成し、PRに力を入れている。若年層の献血者数減少に歯止めをかける狙い。長期休暇などの影響で献血者数が減少しやすい7~8月を「彩の国さいたま『愛の血液助け合い運動』」と位置づけている県は、体験動画でてこ入れを図る。

 ユーチューブ内のチャンネル登録者数が100万人を超えるMasuoさん側に、県が動画制作を依頼した。タイトルは「マスオ、血抜かれる!!!一体何が?」。実際に「越谷レイクタウン献血ルーム」で献血し、雰囲気などを伝えている。

 また、血小板が4日間しか持たないことや、全国で1日3000人が輸血を必要としている現状も紹介し、Masuoさんが「若い皆さんもぜひ」と呼びかけている。7月30日の動画公開から約1週間で30万回以上再生され、視聴して献血に訪れる人もいる。

 県によると、高齢化の進展や病院の増床予定を受けて血液の確保が課題となる一方で、献血者数は年々減少している。特に若年層の減少は著しい。県はこれまでも若年層対策に力を入れてきたが、10年前に7万人以上だった10~20代の献血者は、昨年度約4万7000人にまで落ち込んでいる。

 県薬務課の献血担当者は「猛暑もあり、足が向かないのかもしれないが、血液を必要としている人は常にいる。協力してほしい」と話す。県内7カ所の献血ルームで献血できるほか、献血バスが日替わりで公的施設を回っている。