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山梨の高校生議員、リニアや子育てなど知事に質問 70人参加

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山梨の高校生議員、リニアや子育てなど知事に質問 70人参加

 県内の公立高と特別支援学校の生徒が質問する模擬県議会の「高校生議会」が6日、県議会の議場を使って初めて開かれた。47人の生徒が質問し、県の課題などについて後藤斎知事や県執行部が答弁するなど、議会さながらの真剣なやりとりが行われた。

 2年前に選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、来年には知事選や統一地方選を控えることから、若い世代に政治への関心を高めてもらおうと県議会が企画し、生徒70人が参加。

 冒頭、県議会の白壁賢一議長が「政治離れを進ませないようにとの思いで開いた。この経験を在校生の全てに伝えてほしい」と訴えた。

 参加各校から1人ずつが質問に立った。内容は、リニア中央新幹線の経済効果▽東京五輪・パラリンピックに向けた県の取り組み▽障害者福祉や子育ての政策▽外国人観光客の拡大策▽自然災害への備え▽県立高でのエアコンの整備強化▽農地の再生と利用-など多岐にわたった。

 甲府工業高2年の上田彩羅(さら)さん(17)は、県内に若者を定着させるための対策をただした。

 県総合政策部の平賀太裕部長は「企業誘致や農業への新規参入支援、福祉・介護人材の確保を進めており、Uターン就職率は上昇傾向にある。ただ満足できるものではなく、取り組みを強化する必要がある」と答弁した。

 東京五輪について質問した日本航空高3年の西口直輝さん(18)は「議会の仕組みや県政の課題がよく分かり、いい経験になった」と満足そうだった。