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【夏の高校野球】中越の粘り あと一歩 新潟

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 第100回全国高校野球選手権大会が5日、開幕し中越は第3試合で慶応(北神奈川)と対戦した。序盤から1点を争う引き締まった展開となり、七回に同点に追いついて食い下がったものの、九回裏に無念のサヨナラ負けを喫した。

 先制を許した中越は三回表、小鷹が二塁打で出塁。続く安達が右前にはじき返し、同点に追いついた。

 マウンドは先発のエース・山本と左腕の山田が5度にわたり交代。「互いに競い、高めあってきた」(山田)という2人の継投で慶応打線を粘り強く抑えた。

 1点を追う七回表、1年でスタメンに名を連ねた広瀬が左前にはじき返すと相手が後逸。「一つでも前の塁に行きたくて、必死だった」と全力疾走した広瀬は本塁まで一気に生還し、同点に。八回表にも2死一、二塁の好機を迎えたが広瀬が惜しくも三振に倒れた。

 迎えた九回裏。2死一、二塁のピンチで再びマウンドに立った山田がサヨナラの中前打を浴びた。捕手の小鷹は「山本も山田も、力を発揮して最高の投球をしてくれた」とねぎらった。

 中越・本田仁哉監督「チャンスを生かしきれなかった。監督としての責任を強く感じ、全力を出してくれた選手たちに申し訳なく思う」

 ◆「全力の笑顔で」

 「勝利をつかみ取れ」。中越の応援席ではチアリーダー部員らが、懸命な声援で選手らを後押しした。ひときわ大きな声を出していたのは部長の山岸あやめさん(18)。中学生のころ、甲子園で応援する中越のチアリーダーをテレビで見て憧れ、入部した。

 「夢の舞台へ連れてきてくれた野球部のためにも全力の笑顔で応援する」。同校のオリジナル応援歌「ETSU」が響く中、紅白のポンポンを振り、声をからした。

 三回表に安達の右前適時打で追いつくと「やった」と笑顔が弾けた。七回表にも1点を返すと「本当にうれしい。でもまだまだこれから。応援の力で必ず勝ちます」と喜んだ。

 「球児と同様、一生懸命練習してきた成果を今日は発揮する」。強い決意を胸に、中越の攻撃では汗も拭わず、力のこもったダンスで選手を鼓舞し続けた。

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