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【上州この人】女優・手島実優さん(20) 病に負けず「群馬と東京つなぎたい」

目を輝かせて話す前橋在住の若手女優、手島実優さん=12日、前橋市内
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 背骨がS時に曲がる病気「突発性脊椎側彎(そくわん)症」と闘いながら、群馬と東京を拠点に映画やCMなどで活躍の場を広げている若手女優がいる。シネマテークたかさき(高崎市あら町)で11~17日に上映される映画「赤色彗星(すいせい)倶楽部」でヒロインを演じる前橋市在住の手島実優さん(20)。「群馬と東京の人をつなぎたい」と夢をふくらませている。(斎藤有美)

 「すぐ手術しないと一生、車いす生活になる」

 医師にそう宣告されたのは中学生の時だった。

 「テレビや映画に出たい」と小学4年の時に思い、オーディションを受けるため、毎週末のように東京に通っていたが、腰痛や息苦しさを覚えた。専門の病院に行くと、突発性脊椎側彎症と診断された。

 7時間にも及んだ手術は成功したが、合併症を起こし、右半身が完全に麻痺(まひ)した。翌日にまた傷口を開いて手術し、400針縫った。右半身の運動神経は戻ったが、感覚神経は戻らなかった。

 このころ、初めての主演映画のオーディションに最終まで残っていた。

 「何で私だけ。手術すれば良くなると思ったのに」

 諦めるに諦め切れなかった。手術で背中と足にボルトが30本入れられた。運動は制限され、異物感が消えない。「女優なんか無理」と泣きはらした。

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