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繍仏と織成像、一堂に 奈良博で特別展

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 古代から近世にかけての繍仏(しゅうぶつ)(刺繍の仏)と織成像(しょくせいぞう)(織物の仏)の名品を一堂に紹介する特別展「糸のみほとけ-国宝 綴織(つづれおり)當麻曼荼羅(たいままんだら)と繍仏」が奈良国立博物館(奈良市)で開かれている。26日まで。

 国内では飛鳥時代、法興寺(飛鳥寺、明日香村)で初の本格的な仏像が開眼された。この仏像は銅造と刺繍によるもので、繍仏はその後の奈良時代にかけて多く造られた。

 展示品のうち、中宮寺(斑鳩町)の国宝「天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)」は現存する最古の刺繍作品として知られている。飛鳥時代に聖徳太子が亡くなった際、妃の一人、橘(たちばなの)大郎女(おおいらつめ)が太子の往生した世界を表現しようと願い出て、推古天皇が采女(うねめ)たちに刺繍させたという。

 同館所蔵の国宝「刺繍釈迦如来説法図」は座に腰掛けた釈迦如来、周囲には菩薩や僧侶、飛天などが表されている。また、真正極楽寺(京都市)の「刺繍當麻曼荼羅」(江戸時代)は国宝「綴織當麻曼荼羅」(中国・唐または奈良時代)と同寸で表された大きな繍仏で、荘厳な雰囲気が伝わってくる。

 月曜休館だが、13日は開館。観覧料は一般1500円、高校・大学生千円、小・中学生500円。問い合わせはハローダイヤル(電)050・5542・8600。

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