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安中の2古墳を県史跡指定へ

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 県文化財保護審議会は2日、安中市の後閑3号墳(同市下後閑)と下増田上田中1号墳(同市松井田町下増田)の2件を、県指定史跡名勝天然記念物に指定するよう答申した。県教育委員会で議決され、近く正式に指定される。指定されると、県指定文化財は431件となる。史跡の県指定は15年ぶり。

 約3キロを隔てて立地する両古墳はいずれも直径約20メートルの円墳で、6世紀初頭に構築されたと考えられている。6月に国の史跡名勝天然記念物に答申された簗瀬二子塚古墳(同市簗瀬)に葬られた当時の首長を支えた人物の古墳と考えられている。最大の特徴は、簗瀬二子塚古墳と同様、西日本から伝来したとされる埋葬施設「横穴式石室」で、希少な「T字形」となっている。石室内から出土した副葬品にも共通点がある。石室の背後には大小の石で補強する「裏込め」などがあり、さらに盛り土で補強する手法が採用されている。

 県文化財保護課によると、簗瀬二子塚古墳を含めた3つの古墳が立地する碓氷川左岸地域は、西日本から関東地方へ内陸で移動する交通の要衝であったことから、当時新しかった埋葬施設を導入できたという。

 同課は、両古墳からは西日本との交流の様子がうかがえ、「歴史的意義がある」としている。

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